児童扶養手当(母子手当)ですが、離婚すればもらえる手当ですね。
自動的に振り込まれるわけではありませんので、市役所など役場に離婚したら手続きに行きましょう!

私の友達も間違えていたのですが、児童扶養手当×人数分の手当をくれるわけではないんです。
下の表で確認してください。

児童扶養手当の支給額は、毎年の消費者物価指数の変動に応じて手当額を改定する物価スライド制が適用されています。
毎年少しずつ金額が改定されます。

まったく仕事をしていない方が全額支給となります。
普通に仕事しているかたは、一部支給となります。
参考までに、私の場合ですが、月々手取りで14万あるなしの派遣で(もちろんボーナスなし)で、3万ちょっとです。

 

 

児童扶養手当とその他の助成金について

【最新平成29年度】児童扶養手当について

支給額

児童の数 全部支給(月額) 一部支給(月額) 支給停止
1人 42,290円 42,280〜9,980円 0円
2人 52,280円 52,260〜14,980円 0円
3人 58,270円 58,240〜17,980円 0円

※請求者または配偶者と扶養義務者(同居している請求者の父母兄弟姉妹など)の前年の所得で判定します。(1月〜6月に申請する場合は、前々年の所得で判定)
※請求者と扶養義務者のうち一人でも所得制限額を超えた場合は、支給が停止されます。
※請求者または児童が公的年金を受給している場合は、手当額から年金額を差し引いた差額を支給します。

支給月

4月11日  12,1,2,3月分
8月11日  4,5,6,7月分
12月11日  8,9,10,11月分

4月・8月・12月に4か月分まとめて振り込まれます。

毎年8月に現況届が必要

毎年8月に現況届を役場に提出にしにく必要があります。
忘れますと、支給額が減ったりするので、必ず忘れないようにしてくださいね。

マイナンバーが必要な手続き

マイナンバーが必要となっています。準備してから手続きに行って下さい。
•児童扶養手当の新規認定請求をするとき(申請者・配偶者・扶養義務者・対象児童の分)

まとめ

新規手続きに行かれる場合は、市区町村であらかじめホームページやお電話で準備物を念のため確認してから行ってください。
離婚後早めに手続きをしていれば、支給月になれば振り込みされます。
子供たちのためにもすみやかに手続きしておきましょう。

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その他の助成金などについて

就学援助制度【重要】

小学生、中学生に通うお子さんですと、就学援助を申請することを忘れないようにしてください。
市町村から援助を受けられる場合があります。

申請によって、制度が受けられるかどうか審査があります。
修学旅行の費用や給食費などが後から振り込みされますので、ぜひ申請を出してください。

私の場合は、小学校、中学校ともに学校から書類をもらって申請しました。
母子家庭だけというわけのものではありませんが、経済的に困難と認められれば認められます。
各市町村により運営の仕方がちがいますので、詳しくはお住まいの市町村にお尋ねください。

学校教育法第19条において,「経済的理由によって,就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対しては,市町村は,必要な援助を与えなければならない。」とされています。

文部科学省就学援助制度について

児童育成手当

各自治体(都道府県または市町村)により、世帯の所得により月額13500円程度の補助金があるようです。
この制度自体がない自治体もありますので、ご確認ください。

児童手当

国が行っている支援制度で、母子家庭にかかわらず、支給対象の子供がいる家庭を対象として支給されます。
児童手当の対象は、日本国内に住む0歳以上から中学卒業(15歳に到達してから最初の年度末までとなります。
支給月は、2月(10~1月)、6月(2~5月)、10月(6~9月)分の計3回の支給となります。

医療費助成制度

ひとり親家庭への支援制度で、自治体により内容がことなるようです。
私の自治体では、18歳未満の子どもの医療費が無料、入院費等援助。扶養者の入院費などについての援助があります。
ご確認の上、ぜひ登録しておいください。

まとめ

詳しいことが知りたい場合は、お住まいの自治体に一度確認してくださいね。
助成金は本当に助かります。
私の場合は、児童手当、児童扶養手当、就学援助、医療助成制度を受け取っています。
大きな額でいうと、住宅の支援がある場合があるのでチェックしてみてください。(※自治体による)
その他には少額の貸付金や交通機関の割り引き制度などもありますので、ご自身のお住まいの自治体のホームページなどでご確認ください。
助成金があるのとないのでは、安心感が全く違いますので、ちゃんと受け取れるように手続きしていきましょう。

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