刑事ゼロ【最終回】の無料の見逃し配信は？あらすじネタバレ感想も！【沢村一樹ドラマ】

日程：2019年3月14日（木）よる8：00～

・第01話（01/10）：14.7%
・第02話（01/17）：10.5%
・第03話（01/24）：11.9%
・第04話（01/31）：12.1%
・第05話（02/ 7）：10.7%
・第06話（02/14）：11.3％
・第07話（02/21）：10.6％
・第08話（02/28）：9.9％
・第09話（03/7）：11.2％

更新しました！

時矢歴彦(沢村一樹)のいる12係は、外山直澄(粟島瑞丸)の自殺をもって、タロットカード連続殺人事件は被疑者死亡で書類送検しました。
外山の自宅には、今までの5件の犯罪を示すインスタント写真と、パソコンには『タロットの啓示』と外山自身が罪を告白する内容が書かれていました。警察は外山の遺書に関して世間に公表を控えていましたが、ネットニュースとしてアップされます。
そして、世間の『能見の冤罪疑惑』の騒ぎに、能見冬馬（高橋光臣）を釈放する事になりました。時矢が納得出来ずにいると、能見が留置されていた烏丸署の看守の草葉友喜（今野浩喜）から電話がかかってきます。
それは、能見のいた独房の壁に掘ったあとがあり、その画像を送るという内容でした。
時矢と佐相知佳(瀧本美織)はその掘ったあとの数字がタロットカードだと気付きます。
手に持っていたタロットカードと合わせながら見ていくと、見立てとタロットの絵柄が微妙に違うことに気付きます。
タロットカードには2種類のバージョンが存在し、犯行の1～3はライダー版、4、5はマルセイユ版と分かれていました。
この事から、3までの犯行を能見が、4と5を外山が引き継ぐ形で行われたのではないかと推測します。
そして、能見が掘ったあとには、6番目の『死神』が犯行予告がされていました。

時矢と佐相が急いで能見の自宅に向かうと、ドアが開けっ放しで中に入ります。
部屋には腹を切られ、鍬を持ち、絶命している能見が倒れていました。

時矢は能見の死に方の異様さから、連続殺人は続いていると判断し、元妻の奥畑記子（財前直見）を訪ねます。
『逮捕者リスト』や能見について気付いたことがないか確認しますが、紀子の返事は何もないと。
ただ、精神鑑定の結果が意外だったと洩らす紀子に、結果を教えて欲しいと食い下がります。
紀子は渋々結果を見せると、そこには『心神喪失の可能性が高く、責任は問えない』と書かれてありました。
以前藤林経子教授（南果歩）から聞いた内容と異なり、時矢と佐相は困惑します。
もしも外山の遺書が見つからなければ、鑑定書で確実に能見を釈放出来たと考えた時矢は、今回の事件に藤林が関与していると確信します。

12係では、藤林とリスト者の接点や、能見や外山との共通点を洗い出した結果、藤林は被害者が逮捕された時、全ての者に聞き取り調査を行っていたと分かりました。
殺すに値する人物か、自ら判断していた可能性があります。
そして3人の通点としては、家族が様々な理由で殺害されており、且つ犯人は逮捕前に死亡していました。
能見と外山のパソコンからは共通のサイトにアクセスしていることが分かり、そこにはタロットカードの『女教皇』の意味として、『律法の書』に因んだ言葉が綴られていました。
それは『家族を殺害され犯人に死なれた事により、苦しんだ遺族は秩序に従い失った家族の人数を殺害出来る権利がある』という内容でした。
能見が失った家族は3人、外山は2人、藤林は1人。
自分の権利を遂行するために藤林が能見を殺害したのではないかと、時矢たちは考えます。
しかし、現時点では証拠がなく悩みます。

時矢は自分が記憶を失った現場に来ていました。
あの時、能見が言った言葉にヒントがあるはずだと考えた時矢は、落ちた現場に立ってみます。
そして意識を集中させた時、あの時の記憶が走馬灯のように甦りました。
能見の言葉は、『俺たちを生んだのは、刑事の罪だ』と。

弾かれるように後ろに倒れこむ時矢を気にしがらも、佐相が電話に出ている間に
時矢はその場から姿を消していました。
日が暮れても見つからない時矢を捜し回る佐相。
そんな彼女のもとに、一本の電話がかかってきます。

電話のあった場所へ佐相が慌てて駆けつけると、そこには藤林が『女教皇』になぞられるように椅子に座り、腹部を刺され死亡していました。
そして、ぼーぜんと立ち尽くす時矢の手には、血まみれのナイフが握られていました。

12係では時矢が殺人の被疑者として逮捕され、騒然となっていました。
そんな時、時矢から郵便が届きます。
そこには小型の隠しカメラが入っておりテレビに繋いで見てみると、時矢の姿が撮されていました。
藤林犯行の日にちで、京都中央大学へ向かうタクシーの中から、藤林の死体を発見し、鈍器で殴られ罪を着せられる一部始終が映っていました。
それを証拠に時矢釈放へ動く12係。

時矢釈放の日、マスコミとそれを整理する警察官が入り乱れていました。
時矢は人混みを掻き分けるように進んで行きますが、その時何者かに腹部を刺されます。
とっさに犯人の腕を握る時矢。
その犯人は、烏丸署の草葉でした。

草葉を逮捕し聴取する時矢。
リストの被害者は全て烏丸で拘留されており、草葉がリスト作成可能だと推測した時矢は、防弾チョッキを着込んでいたのでした。
草葉も妻と娘を殺害され、犯人が死亡した過去がありました。
留置署での管理官をすることで、被疑者の醜い姿を目の当たりにし、許せない感情を抱いていました。
草葉には2つの権利があり、藤林を殺害し、時矢を殺害しようとしたのです。
被疑者を逮捕せず、犯罪者を生んだ刑事にも罪があると解釈したのが理由でした。
「この世界を正すために殺害を犯した」と言う草葉に、時矢は「そんなことをして妻や娘は喜ぶのか」と問いかけます。
「どんなに繕ってもこれは復讐であり犯罪だ。刑事の罪は裁かれたりはしないけど、自分で心に刻み、それがある限り俺たちは刑事でい続けるしかない」と熱く語る時矢に、草葉はすすり泣くのでした。

記憶が戻ったと思われていた時矢は、刑事の記憶が完全に戻っておらず落胆していました。
このままでは、紀子から記憶喪失のことを告発され刑事を辞めざるを得ない状況だったからです。
その場に紀子が「司法取引に来た」と現れます。
今回の件で能見の精神鑑定の結果を見せてしまったことを口外しないなら、自分も記憶喪失の事は口外しないと。
利害一致した両者は快く受け入れるのでした。

記憶喪失の刑事は悲劇として始まったけれど、まだ続きます。
喜劇として…。

ゲスト：南　果歩　高橋光臣　今野浩喜

＜感　想＞

氷見のようなスピンドクターが本当にいたらすごい！と感心してしまう活躍でしたが、ここまで緻密に計算されたストーリーなのにどこか笑ってしまうのは個々のキャラクターが本当に魅力的だったからなのではないかと思います！

クールかつ可愛い一面もある氷見、ちょっと痛い与田、なんとなく腹のたつ鈴木、謎の多いキレ者の真野、いじられすぎハーバードの藤枝…全員が本当にとても良いキャラクターでした！

もうこれで見られないのかと思うとちょっと寂しいですが、後腐れ無くスッキリと終わったのでこれはこれで気持ちの良いものです。

もしも続編があるのだのしたら、今度はもっとパワーアップして帰ってきて欲しいですね！

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