高橋一生ドラマ「みかづき」見逃し配信はある？最終話あらすじネタバレ感想も！

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日程：2019年2月16日（土）よる9：00

第１話視聴率　8.1％
第２話視聴率　5.5％
第３話視聴率　4.9％
第４話視聴率　7.0%

更新しました！

第５回「いつか未来に」

音信不通の長女の蕗子(黒川芽以)の元を大島千明(永作博美)は訪ねます。
千明は私立校を買い取る計画があり、蕗子の力を借りようと思ったのです。
しかし、蕗子は「学びの場を選べない子どもたちに寄り添いたい」と断ります。
千明は蕗子の決意を感じとり、「諦める」と言いながらも不適な笑みを浮かべ孫の一郎に目をやります。
密かに一郎を右腕にと、企む千明でした。

6年後、千明の学校設立困難であまり進んでいませんでした。
次女の蘭(大政絢)は新しい形の塾『オーキッドクラブ』を立ち上げていました。
そこはスタイリッシュで若い講師を採用しており、1対1の授業を行っていました。

ある日、『オーキッドクラブ』の講師の一人が、塾生の中学生に援助交際の斡旋をしたという罪で逮捕されます。
蘭はショックを受け保身のために千明に連絡をしますが、千明に「やるべきことが他にある」と叱責されます。
それ以降蘭と連絡がとれず千明と大島吾郎(高橋一生)が心配していると、蘭が塾に出社したという連絡が入ります。
急いで駆けつけると、蘭は被害者の女子中学生の所に行っていたと話し初めました。
最初は門前払いをされた蘭でしたが、次の日訪ねると掌を返したように両親と会うことが出来、「なかったことにして欲しい。娘から持ちかけたことだから。」と言われたと。
蘭は女子中学生と直接話します。
彼女は早く家を出たかったから先生に話を持ちかけたと語ります。
両親と上手くいっておらず、唯一親身に話を聞いてくれたのが先生でした。
話ながら泣き崩れる女子中学生に、蘭は言葉を失います。
そしてビジネスばかりに気を回し、生徒の気持ちに気付けなかった自分を責めるのでした。

この事件が影響し、千明の学校設立は支援者を失い裁ち切れになります。
そして責任を感じた千明は、塾長職を退くことになりました。

『千葉進塾』塾長最後の日、千明は屋上から街並みを見つめていました。
その姿に吾郎は近付くと、「夕べ夢を見た」と話し出します。
千明が三日月みたいだと。

たくさん夢見て、たくさん思い出が出来て、たくさん笑って怒って又夢を見る。
黙って聞きながら微笑む千明に、吾郎は「本当に終わっていいのか、満ち足りないと思っていないのか」と訊ねます。

千明はきっぱりと「決めたこと」と言い切り、吾郎は微笑みます。
潔い良い千明に吾郎は「よく頑張ったね。ありがとう、ご苦労様」と言い深々と頭を下げると、優しく千明を抱きしめます。
千明の微笑む目には、涙が溢れていました。

翌年の夏、蘭は『オーキッドクラブ』を閉め、高齢者向けの弁当宅配サービスを立ち上げていました。
世間のニーズに合ったサービスは、人気を博していました。

歳月が流れ、千明と吾郎は白髪が似合う年齢になっていました。
さすがの千明も年齢には敵わず、体調を崩し入院をしていました。

娘三人は病室に集い、今までの胸のうちを語り合い、絆を深めます。
家族が集まる病室には、笑いが溢れていました。

その日の夜、病院で千明と吾郎は三日月を見つめていました。
昔の事を思い出しながら、二人は語り合います。
「何かが欠けているからこそ、満ちようと一生懸命になるのかもしれない」と言う吾郎に、千明は「永遠に満ちることのない三日月のままでいいのかも。三日月でいるのが好き。」と言います。
二人の顔は穏やかで、幸せな笑みを浮かべていました。

その後、教育に携わる就職試験にことごとく落ち続けていた孫の上田一郎(工藤阿須加)は、千明の最期に立ち合います。
そして、吾郎の書いた千明との物語『みかづき』を受け取ります。

そこには『不肖の孫、一郎に捧ぐ』と書かれており、千明の想いが託されたものでした。

一郎はバイトで知り合ったお客のマンションの一室を借りて、塾に行けない子どもたちに勉強を教えていました。
彼に共感した教育者を目指す、井上阿里(岡本玲)と一緒に。
ある日、一郎は教え子の少女、萌が宿題をしてこなかった事を叱ります。

何を言っても反応のない萌に厳しく当たってしまった一郎は、自信を無くしてしまいます。
そんな時、阿里が「小さな達成感を積み重ねていこうよ」と諭しますが、一部は「近所から苦情がきてる」と消極的なことを話します。

今の現状に悩む一郎は、蕗子ら三姉妹がいる蘭のお店を訪ねます。
三姉妹は、一郎のやることが完全ボランティアでは難しいと、スポンサーをつけることを勧めます。

アドバイスをしても生返事を繰り返す一郎に、蕗子は本気か確認します。
一郎は「給食費も払えず、家庭の事情で塾に行けない子を放っとけない。」と言うと、決意を新たにするのでした。

その日から、一郎と阿里は塾を無料で行える部屋を探し始めます。
『千葉進塾』にも空き部屋の提供をお願いしましたが断られ、その代わり新人研修を無償でしてもらうことになりました。

前向きに進んでいるある日、今まで塾代わりにしていたマンションに萌が訪ねてきます。
宿題をやってきたという萌からプリントを預かり採点する一郎。
70点を褒めると、萌は喜びのあまり泣き出しました。

萌は学校でいない子として扱われており、何をしても誰も何も言わないことを悲しんでいたのです。
以前一郎が叱ったことが嬉しくて、萌は頑張ってプリントをしてきたのでした。
それを聞いた一郎は胸が熱くなり、喜びを噛み締めます。
その目には涙が滲んでいるのでした。

更新しました！
千明の死から始まったこの物語ですが、最後に一話目に戻ってきて、孫の一郎に引き継がれていく様に感慨深いものがありました。
常に塾や教育のために駆け抜けた千明の人生を、見守ってきた吾郎が思い出す場面は胸を熱くしました。
意見が合わず離れた時もあった二人ですが、教職を離れてからの晩年は穏やかで、幸せに溢れていたものだったと思います。
見始めた時は教育についての真面目なドラマかと思いました。
しかし全5話を通して、人情味溢れた夫婦や家族愛がテーマだと分かりました。
今一度、家族のあり方を見直してみようと感じさせてくれるドラマでした。
皆さんの感想は？

本当に素晴らしかった。
素晴らしいキャストの皆さん、スタッフの皆さんに感謝です😊
５回は短いけど、素晴らしく充実した密度の濃い５０分でした。#みかづき#高橋一生

— 🌙Haruka🐝🍲🛁🐧🍨🍵🌻 (@kissa1021) 2019年2月23日

いろんな解釈に含みを持たせつつ夫婦を月の満ち欠けに例えたところも素敵だったな… #みかづき

— パー毛☆ぷわぷわぷわぷわ (@mayuppage) 2019年2月23日

時にとってもコミカルで、時に胸がギューっと引き裂かれるくらいの事件が起こる。人生は楽じゃない。けど最高の相棒を見つけてたくさん夢をみた２人のみかづき。とても素敵でした。世代をいくつ跨いでも、教育とは、こういうものであって欲しいな…そんな風にも考えさせられました。#みかづき

— しか (@deercrap) 2019年2月23日

千明と吾郎に焦点を当てた「ラブストーリー」として構成されてたけど、これはこれでいいドラマだった。
でも、娘たちのドラマも見たかった。特に、蘭の巻き起こす嵐は。
５回じゃ足りない！ #みかづき

— まゆ (@sauako) 2019年2月23日

あなたとめぐりあえて良かったって最期に思える夫婦関係っていいな#みかづき

— 🥊 あ ん じ 🥊 (@the1poundgospel) 2019年2月23日

みかづき最終話、とても胸にしみいりました。同士でありリスペクトし合う千秋と吾郎さんの塾や子供たちに対する熱意、夢や家族、お互いを思うが為のすれ違い、愛しく思い合う時間、そして繋いでいく未来。胸がいっぱいです。素敵なドラマをありがとうございました。濃密な5話でした。#みかづき

— しか (@deercrap) 2019年2月23日

まるで舞台を見ているようだったなあ、このセリフ回し。
でも場所は、風吹く屋上で。
千明は吾郎に「頑張ったね」って言われるのを、いつも待っていたのかもしれない。
美しい音楽と吾郎の優しい声、
西陽に光る涙。最後の方は映画のよう。
好きなシーンがまた増えた。#みかづき #高橋一生 #永作博美 pic.twitter.com/TZdySVI76g

— 三号亭チェブノ介 (@chebunosuke_ink) 2019年2月23日