青森の夏の風物詩、ねぶた（ねぷた）祭。

この時期には県内各地でねぶた祭が開催されますが、青森ねぶた祭、弘前ねぷたまつりと並んで「三大ねぶた祭」と称されるのが、五所川原立佞武多祭り（ごしょがわらたちねぷたまつり）です。

3つのねぶた祭の中でも全国的に知名度は低いですが、平成10年の復活以降、五所川原の立佞武多を見ようと年々観光客が増加しています。

今回は、五所川原立佞武多祭りの日程や混雑状況、さらに見どころについてもご紹介したいと思います。

題して、『五所川原立佞武多祭り2019の日程や混雑状況は？見どころも！』です！

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五所川原立佞武多祭りとは？

青森ねぶた祭や弘前ねぷたまつりと比べると、全国的な知名度は低い五所川原立佞武多祭り。

立佞武多と呼ばれる山車は、夏に禊ぎ祓いが行われた際に灯籠を飾り付けていたものがいつしか組人形として作られ、明治から大正時代にかけて巨大化したといわれています。
しかし、電線が市街地に張り巡らされたことにより、巨大な山車の運行が困難になったため、次第に立佞武多そのものが幻となってしまいました。

立佞武多が復活したのは1996年（平成8年）。
それが大好評だったことにより、その2年後の1998年（平成10年）、五所川原市が立佞武多の支援を決めて、夏祭りで運行されるようになりました。

五所川原立佞武多の特徴は、高さ約23m、重さ約19という圧倒的な大きさ！
他では見られないその大迫力な姿は、毎年観客を魅了しています。

「ヤッテマレ！」の掛け声とともに、3台の大型立佞武多と町内・学校・愛好会などで作られた中型・小型のねぷたと合わせ約15台でお祭りを盛り上げます。

1年に1基新作の立佞武多が作られるので、毎年違った立佞武多が見られるのも楽しみの一つ。

約80年ぶりに復活したお祭りが現在まで続き、今では三大ねぶた祭に数えられるようになったんですね！

五所川原立佞武多祭り2019 日程は？

五所川原立佞武多祭りは、曜日に関係なく毎年8月4日～8日に開催されます。
2019年の日程は次のとおりです。

2019年8月4日（日）～8月8日（木）
※8月3日に花火大会が行われます。

立佞武多の運行は、例年19：00～21：00です。

五所川原立佞武多祭り2019 混雑状況は？

1998年の復活以降、五所川原立佞武多祭りは年々観光客が増加しています。
今や約100万人の観光客が訪れるとか！

青森ねぶた祭や弘前ねぷたまつりも同じ時期に開催されるので、3つを周遊して楽しむ方も少なくないそうです。

1番混雑するのは、初日と最終日。
沿道やおすすめスポットは、もちろん混雑します。

ですが、20ｍ以上の高さを誇る立佞武多。
人混みを避けてちょっと離れたところでも、十分に楽しむことができますよ。


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五所川原立佞武多祭り2019 必見の見どころは？

五所川原立佞武多祭りの楽しみといえば、やはり立佞武多の運行ですね。
ここでは、特に注目してほしい必見の見どころをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね！

新作の立佞武多

立佞武多は毎年1基の新作が作られます。
2018年は「神武天皇」でした。

神武天皇の東征神話を題材に、戦で苦戦していた天皇の弓に金色のトビ「金鵄（きんし）」が止まってまばゆい光を放ち、敵兵の目をくらませた勝利に導いた場面だそう。
まるで今にも動きだしそうな表情と迫力が印象的ですね！

そして、今年2019年の新作は「かぐや」。

あでやかな十二単姿のかぐや姫が長い髪をたなびかせて、名残惜しそうに月へ戻っていく姿が描かれます。
平成から新元号に変わって初めての祭りとなることから、日本最初の物語とされる「竹取物語」を題材にしたそうです。

その年に合った題材の立佞武多が作られて、毎年違う立佞武多が楽しめるんですね！

なお、新作はその後3年間祭りに使用されたら、解体されてしまうそうです。
新作と一緒に最後となる立佞武多も目に焼きつけておきたいですね！

立佞武多の館からの登場

立佞武多運行前の18：00になると、普段保管されている「立佞武多の館」から立佞武多が登場します。
その登場シーンが、実は大人気なんです！

可動壁が横に開き前進する立佞武多は、まるで秘密基地から巨大ロボットの発進を見ているよう。
見る者を非現実的な世界へいざなってくれるのは、まさに立佞武多の圧倒的な大きさだからこそですね！

中型・小型ねぷた

お祭りでは3台の大型立佞武多だけでなく、中型・小型のねぷたも楽しめます。
中型といえども、迫力は満点です！

毎年変わるそうなので、今年はどんなねぷたが登場するか、ワクワクしますね。
中にはアニメキャラのねぷたもあり、小さなお子さんも楽しめます♪

まとめ

『五所川原佞武多祭り2019の日程や混雑状況は？見どころも！』はいかがでしたか？

五所川原佞武多祭りは、青森ねぶた祭、弘前ねぷたまつりと並ぶ三大ねぶた祭に数えられています。

全国的に知名度は低いですが、1998年の復活以降、年々観光客を増やしていて、周辺は混雑します。
20ｍ以上の高さを誇る立佞武多は、遠くからでも迫力満点ですよ。

毎年新作が登場しますので、そちらも必見です。
圧倒的な大きさの立佞武多で、青森の夏を楽しみましょう！

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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